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特許書類の認証翻訳・英訳ガイド|USPTO出願と商標Section 44(e)対応【2026年版】

免責事項:本記事は、USPTOに提出する特許・商標関連書類の翻訳と一般的な実務上の注意点を紹介するものです。法律上の助言ではありません。個別案件の法的判断については、資格を有する弁護士または弁理士にご相談ください。CertOfは書類の翻訳・作成支援サービスであり、法律事務所、政府機関またはその代理人ではありません。

著者:Erin Chen(CertOf™共同創業者、翻訳ストラテジスト)。バイリンガル編集におけるリスク管理に10年以上携わり、確認しやすく、不備を抑えた認証翻訳の作成を支援しています。


特許書類の認証翻訳・英訳で重要なのは、速さだけではありません

特許書類の認証翻訳(翻訳証明付き英訳)では、納品速度に加えて、提出書類として確認できる状態に整っていることが重要です。クレームの訳抜け、専門用語の揺れ、証明書の署名漏れ、原本と対応しないレイアウトがあると、提出前に代理人がページ単位で照合し直す必要が生じます。

  • 英語以外で作成された特許出願書類では、完全な英訳、正確性に関する陳述、提出時期や手数料に関する条件の確認が必要です。
  • 商標法Section 44(e)を出願根拠とし、外国登録証が英語以外の場合は英訳が必要です。USPTOの案内では、翻訳者が翻訳文に署名することも示されています。
  • 公証の有無を先に検討しがちですが、実務では翻訳範囲の完全性と技術用語の正確性が先に問題となることがあります。
  • 原本に対応した書式とレイアウトを維持したPDFは、照合作業と修正の負担を抑えるのに役立ちます。

このガイドが役立つ方と、よくある課題

本記事は、期限のある米国出願を準備する経営者、知財担当者、パラリーガル、米国外の出願人を想定しています。代表的な課題は次のとおりです。

  • 英訳は用意できても、原文をすべて訳したことを確認しやすい形式で示せない。
  • クレーム全体で、重要な技術用語を同じ意味・表記に統一する必要がある。
  • 出願根拠となる外国登録証について、完全な英訳と署名が求められている。
  • オフィスアクション(拒絶理由通知等)への対応による手戻りを避けながら、費用と納期を事前に把握したい。

商標登録証の翻訳証明付き英訳で確認される内容

商標登録証では、表題と登録番号だけを訳し、指定商品・役務、注記、印章、更新記録などを省略してしまう例があります。審査官や代理人が原本と照合できるよう、各ページの内容を漏れなく訳し、署名付きの証明書を添え、原本との対応関係が分かる形にまとめることが大切です。

提出要件を確認するための一次情報

掲示板や第三者の要約だけで判断せず、該当する規則とUSPTOの公式資料を確認してください。

提出場面確認する一次情報提出内容よくある不備
英語以外で作成された米国の非仮出願37 CFR 1.52(d)(1)およびMPEP 608英訳、翻訳が正確である旨の陳述、所定の処理手数料通知後の英訳提出が遅れ、出願放棄のリスクが生じる
PCT出願の米国国内段階移行MPEP 1893.01(d)および35 U.S.C. 371国際出願が英語で公開されていない場合の完全な英訳クレーム、図面内の文字、附属書などが抜けた部分訳
Section 44(e)に基づく商標出願37 CFR 2.34(a)(3)(ii)およびUSPTO TEAS Help外国登録証の写しと、英語以外の場合は英訳。翻訳者による署名も確認登録証全体ではなく要約のみを提出する

2026年情報:外国居住者に対する特許実務家の利用義務

USPTOは、米国外に住所を有する特許出願人、発明者および特許権者に、登録された特許実務家による代理を求める最終規則を2026年3月20日に公表しました(91 FR 13510/FR Doc. 2026-05564)。この最終規則の発効日は2026年7月20日です。

2026年7月16日時点では、最終規則は公表済みですが、まだ発効前です。対象となる方は、提出時点の適用状況をUSPTOの公式情報または登録特許実務家に確認してください。翻訳書類についても、翻訳範囲、署名、原本との対応関係を代理人が確認しやすい形で準備することが重要です。

公証より先に、翻訳証明の内容を確認する

最初に「公証は必要か」と考える方も少なくありません。しかし、USPTO向け書類では、翻訳の欠落や用語の不一致が先に問題となることがあります。公証された書類でも、訳文が不完全であれば修正は避けられません。まずは完全な英訳と、対象書類を明示した翻訳者の署名付き陳述をそろえることが基本です。

用語の違いについては、認証翻訳と公証翻訳の違いもご覧ください。

特許・商標書類の提出前チェックリスト

  • 表題、要約、クレーム、図面内の文字、印章、スタンプ、欄外注記、裏面を含め、法的に関係する文字をすべて訳す。
  • クレーム間で意味がずれないよう、重要用語の訳語を統一する。
  • 出願番号、登録番号、優先日、区分などの識別情報を原文どおり保持する。
  • 日・月の順序が誤解されない日付表記(例:16 Feb 2026)を使用する。
  • 出願人・権利者の氏名や名称を、原本、英訳、出願フォームの間で一致させる。
  • 署名付きの翻訳正確性証明書のページを添付する。
  • 法務確認を行いやすいよう、原本のレイアウトに対応したPDFで納品する。

よくあるミスと想定される影響

  1. 商標登録証を要約だけで英訳する。登録内容の全体を確認できず、オフィスアクションへの対応や期限管理の負担が増える可能性があります。
  2. 特許クレーム内で訳語が統一されていない。意味の曖昧さが生じ、代理人による修正回数と出願関連費用が増える原因になります。
  3. 翻訳者の署名または証明書ページがない。証拠書類一式の不備として、再提出が必要になる可能性があります。
  4. 印章、欄外注記、裏面の文字を省略する。翻訳の完全性を確認できず、審査や確認に数週間から数か月の遅れが生じる原因になります。
  5. 英訳と出願フォームで氏名・名称が一致しない。権利者や本人確認に関する説明を求められ、手続きが遅れる可能性があります。

知財書類におけるCertOfと従来型翻訳会社の進め方

比較項目CertOf従来型の進め方
所要時間標準的な書類は通常5~10分で納品(書類の状態や内容により異なります)見積もりを含め、一般に24~72時間
料金の透明性1ページ9.99米ドルからの公開料金個別見積もりで料金が変動
書式原本に対応した書式と確認しやすいPDFレイアウト対応は事業者により異なる
オンライン手続きアップロード、支払い、ダウンロードメールと手作業による調整
規約の明確さ返金ポリシーを公開条件が後から提示される場合がある

書類別の所要時間に関する参考情報は、認証翻訳の書類別スピード目安をご確認ください。

提出用の認証翻訳を受け取るまでの3ステップ

  1. 特許・商標書類の認証翻訳をオンラインで注文し、対象ページをすべてアップロードします。
  2. 決済前に料金と納期を確認します。公開料金は1ページ9.99米ドルからです。
  3. 署名付きの翻訳一式をダウンロードし、今後の提出に備えてマスターPDFを保管します。

機密性、利用条件、対応書類

特許・商標書類には機密情報が含まれることがあります。アップロード前に、プライバシーポリシー認証翻訳サービスの利用規約をご確認ください。書類が複雑な場合や急ぎの案件については、法務書類翻訳の担当窓口にご相談いただけます。

CertOfは、米国裁判所提出用書類や、USCISのRFE(追加証拠要請)に対応する翻訳など、用途に応じた書類翻訳にも対応しています。

特許・商標書類の認証翻訳に関するよくある質問

特許書類やSection 44(e)の商標登録証の英訳に公証は必要ですか?

通常は、まず完全な英訳と、適切な署名付き陳述を備えた翻訳証明書を確認します。関連する別の手続きで公証を求められる場合はありますが、すべての提出で一律に最初から必要となるわけではありません。

Google翻訳を特許・商標の正式な提出書類に使用できますか?

機械翻訳は内容を大まかに把握する用途にとどめ、最終的な提出書類は人が確認し、翻訳責任を明示した証明付きのものを用意してください。関連する注意点は、公的提出書類にGoogle翻訳を使う場合のリスクで解説しています。

翻訳正確性証明書には何を記載しますか?

少なくとも、原文と訳文の言語、完全かつ正確に翻訳した旨、翻訳者の能力に関する陳述、署名、日付、対象書類を特定できる情報を含めます。参考として、USCIS向け翻訳に署名できる人の解説もご覧ください。

特許書類の認証翻訳・英訳はいくらですか?

CertOfの標準的な手続きでは、公開料金は1ページ9.99米ドルからです。最終料金はページ数、スキャンの品質、レイアウトの複雑さ、希望納期によって異なります。

同じ認証翻訳を複数の出願に再利用できますか?

原本の版が変わっておらず、翻訳証明書を含む一式が保たれている場合は、再利用できることがあります。実際に使用できるかは、提出先と担当代理人に確認してください。保管方法については、認証翻訳マスターPDFの再利用チェックリストも参考になります。

あわせて読みたいCertOfガイド

修正の手戻りを抑えた提出用英訳を準備しませんか?

対象ページを漏れなくそろえ、署名付き証明書と原本に対応した書式を備えた翻訳を準備できます。特許・商標書類の認証翻訳をオンラインで注文し、お申し込み前に返金ポリシーをご確認ください。

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